こんにちはrenです。
今日紹介したい作品は電撃文庫の半分の月がのぼる空です。
この作品はアニメ化・ドラマ化もされています

ストーリープロローグは
急性肝炎で入院した戎崎裕一(えざきゆういち)は、病院で秋庭里香(あきばりか)に出会う。
彼女はめちゃくちゃわがままだけど、恥かしがり屋ででかわいい女の子だった。
この話の特徴は普通の話だということです。
バカで浅慮な主人公が好きな女の子のために少しがんばるだけの話です。
じゃあどこが面白いのか?(ここからはネタバレ含む)
当然病院で出会ったんですから、里香は病気な訳です。
里香の病気は心臓で、手術しなければ生きていられないんだけど、生まれてからずっと病院の里香は生きる気力がなく手術を受ける気がありません。それをなんとか手術を受けて治って欲しいと考え奮闘するのが一巻です。
2巻から無事手術を受ける決意をし、これで治ると喜ぶ裕一だが主治医の夏目はそんな裕一を見てイライラしなにかと突っかかってくるんです。
裕一からしてみればそれは八つ当たりにしか感じないし、理不尽だと思っています。
でも実は里香の病気は手術しても治るものではなく、たとえこのまま裕一と里香が結ばれても、必ず早いうちに里香は裕一を置いて先に逝ってしまう、その事実を知った裕一が少し自暴自棄になるのが3巻。
サブキャラクターにスポットを置いた話もちょくちょく出てくるので周りの心情がわかりやすいです。
サブで一番の好きなキャラクターは主治医の夏目吾郎です。イケメンの30才位の男です。
最初彼が裕一にインネンつけるところは腹が立ったりしましたし、嫌いでした、けど過去話を4巻で読んで正直泣きました。
彼は高校のときに遊び人で彼女も後腐れの無いような子ばかりを選んでいたんですが、ある日全然タイプではない小夜子に出会い恋に落ちお互いの大学卒業と同時に結婚、研修医になったばかりの頃は貧乏だが幸せな日々が続いていた。しかし小夜子は病気で余命が数年であるということがわかる。
自分は医者なのに治すことも出来ない。夏目は出世を捨てて小夜子のために田舎の病院へと移り、療養する(その病院に小さい頃の里香がいる)
でも小夜子は最初に言われていた余命よりも頑張ったが亡くなってしまう。
そうです。まるで裕一がこれから歩んでいくであろう道を見た気がします。だから何も知らず喜んでいただけの裕一が許せなかったんですよ。
でも5巻では裕一は高校生のガキなりに里香を支え共に生きていく覚悟をします。
6巻からは無事手術が成功し退院した里香が裕一と同じ高校に通いはじめる話です。
全体を通して様々な文学小説が内容にでてきます。それがまたいいアクセントになっています。
最後はこうだという結末ではないのでその後はどうなったのかは想像の世界だけになりますが、幸せに暮らしてくれると良いなと思います。
ライトノベルだから~とか、絵が~とか言わず一度読んでみて欲しいです。
今日紹介したい作品は電撃文庫の半分の月がのぼる空です。
この作品はアニメ化・ドラマ化もされています

ストーリープロローグは
急性肝炎で入院した戎崎裕一(えざきゆういち)は、病院で秋庭里香(あきばりか)に出会う。
彼女はめちゃくちゃわがままだけど、恥かしがり屋ででかわいい女の子だった。
この話の特徴は普通の話だということです。
バカで浅慮な主人公が好きな女の子のために少しがんばるだけの話です。
じゃあどこが面白いのか?(ここからはネタバレ含む)
当然病院で出会ったんですから、里香は病気な訳です。
里香の病気は心臓で、手術しなければ生きていられないんだけど、生まれてからずっと病院の里香は生きる気力がなく手術を受ける気がありません。それをなんとか手術を受けて治って欲しいと考え奮闘するのが一巻です。
2巻から無事手術を受ける決意をし、これで治ると喜ぶ裕一だが主治医の夏目はそんな裕一を見てイライラしなにかと突っかかってくるんです。
裕一からしてみればそれは八つ当たりにしか感じないし、理不尽だと思っています。
でも実は里香の病気は手術しても治るものではなく、たとえこのまま裕一と里香が結ばれても、必ず早いうちに里香は裕一を置いて先に逝ってしまう、その事実を知った裕一が少し自暴自棄になるのが3巻。
サブキャラクターにスポットを置いた話もちょくちょく出てくるので周りの心情がわかりやすいです。
サブで一番の好きなキャラクターは主治医の夏目吾郎です。イケメンの30才位の男です。
最初彼が裕一にインネンつけるところは腹が立ったりしましたし、嫌いでした、けど過去話を4巻で読んで正直泣きました。
彼は高校のときに遊び人で彼女も後腐れの無いような子ばかりを選んでいたんですが、ある日全然タイプではない小夜子に出会い恋に落ちお互いの大学卒業と同時に結婚、研修医になったばかりの頃は貧乏だが幸せな日々が続いていた。しかし小夜子は病気で余命が数年であるということがわかる。
自分は医者なのに治すことも出来ない。夏目は出世を捨てて小夜子のために田舎の病院へと移り、療養する(その病院に小さい頃の里香がいる)
でも小夜子は最初に言われていた余命よりも頑張ったが亡くなってしまう。
そうです。まるで裕一がこれから歩んでいくであろう道を見た気がします。だから何も知らず喜んでいただけの裕一が許せなかったんですよ。
でも5巻では裕一は高校生のガキなりに里香を支え共に生きていく覚悟をします。
6巻からは無事手術が成功し退院した里香が裕一と同じ高校に通いはじめる話です。
全体を通して様々な文学小説が内容にでてきます。それがまたいいアクセントになっています。
最後はこうだという結末ではないのでその後はどうなったのかは想像の世界だけになりますが、幸せに暮らしてくれると良いなと思います。
ライトノベルだから~とか、絵が~とか言わず一度読んでみて欲しいです。
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